• 2024 04.08
    【札幌】人手不足を補うだけでなく、プラスを吹き込む外国人採用(デイサービス/インドネシア各1名配属)

    【札幌】人手不足を補うだけでなく、プラスを吹き込む外国人採用(デイサービス/インドネシア各1名配属)

    北海道の千歳、札幌、石狩のエリアで、いくつものグループホームや小規模多機能型居宅介護、デイサービスなど幅広い施設を運営しているワンダーストレージホールディングス株式会社さん。

     

    今回は入社して3ヶ月ほどになる外国人メンバーが働く、デイサービスの施設を訪問しました。

     

    外国人メンバーを仲間に迎え入れたきっかけや、入国前の不安・入国後の働く様子などを2つの施設の管理者さんにお伺いしました!

     

    明日も行きたくなるデイサービスうるおい川沿

    定 員 : 25名

    職員数 : 8名

    外国人 : 1名

    国 籍 : インドネシア

    入 社 : 2023年12月

     

    明日も行きたくなるデイサービスうるおい南の沢

    定 員 : 18名

    職員数 : 6〜7名

    外国人 : 1名

    国 籍 : インドネシア

    入 社 : 2023年12月

    ◎外国人メンバーを迎え入れたきっかけ

    1、試験的な採用

    会社では、毎月10名ほどの採用を行っています。

    外国人さんは募集した人数に対して多くの応募があり、

    また、多くの外国人さんが5年間働く前提で応募してくれるという安心感もありました。

    そして、海外からの若い力が現場によい影響を与えてくれるのではないかという期待も、

    持っていました。

     

    2、求人の難しさ

    介護業界は、ただでさえ人手不足なのに、施設のある札幌市南区は、車がないと通勤が難しい場所なので、なかなか求人に人が集まらないことが大変でした。

    丁度、チョモランマとのご縁もあり、外国人採用に踏み切りました。

     

    外国人メンバーは、車の免許を持っていないことがほとんどですが、こちらの施設ではたらくメンバーは、バスと電車を使い1時間かけて通勤しています。

    それでも、遅刻もなく毎日しっかりと出勤し、頑張って働いています!

     

    弊社が紹介している ”特定技能” と呼ばれるビザで働く外国人メンバーは、まずは5年間、日本で働くことができます。

    特定技能は転職が可能なので、もちろん、日本人を雇用するときと変わらず、長く働いてもらうための工夫は必要です。

    お互い、ここで働いて欲しい!ここで働きたい!が続くよう、私たちも精一杯のサポートをさせていただきます。

     

    『 特定技能とは 』 ←ご興味を持たれた方は、過去の記事もご覧ください!

     

    ◎入国前の不安

    1、日本語レベル

    どの程度日本語が話せるのか、コミュニケーションが通じるのかがわからず、現場のスタッフさんは不安もありました。

    日本語がわからなかった場合、どのように教えたら良いかもわからなかったからです。

     

    2、生活のケア

    日本人と違い、外国人メンバーを雇用をすると、環境を整える必要があるので、人を採用しても仕事が増えて大変だなあと思っていました。

     

    外国人メンバーを採用することを決めるのは、人事。

    でも、実際に毎日彼らと働くのは現場のスタッフさんです。

    社内の意思決定層と現場のメンバーの間で、温度感に差がでないよう、弊社では入国前に現場セミナーというものを行っています。

    外国人メンバーと働くにあたり、こんなことを準備するといいですよ、こんな心構えで望んでくださいね!というマインドをお伝えしています。

    また、入国前には施設さんと内定が決まった外国人メンバーをオンラインで繋いだ交流会も行っています。

    はじめまして!のハードルが下がるよう、お互いの不安をぶつけあったり、お互いのことを知る良い機会になっています!

     

    ◎入国後の実際

    1、仕事内容

    デイサービスなので夜勤はなく、平日の8:30〜17:30が勤務時間です。

    1日の仕事は、フロアをみたり、利用者さんとの会話、レク、検温、排泄介助や入浴介助などを担当しています。

    特に入浴介助は人が足りていなかったので、とても助かっています。

    一人一人の入浴の仕方を把握してくれていて、安心して任せることができています。

    また、3ヶ月目になる現在は、朝礼や終礼で話す担当もときどき任せています。

     

    2、現場の様子

    初めは、スタッフも外国人メンバーも、お互いにどう接して良いかわからず不安なこともありましたが、教育担当をつけて信頼関係を築いていったことで、わからないことは聞いてくれるようになり、お互いにとても仕事がしやすくなりました。

    最初は翻訳アプリなどを使っているときもありましたが、今ではほとんど使っていません。

    正確に伝えなければいけない重要なことを話すときだけ、チョモランマのインドネシア人の社員さんに翻訳をお願いしています。

    介護の技術に関しては、そんなに時間はかからず習得してくれました。

     

    3、工夫したこと

    教育担当をつけたり、翻訳アプリを使ったりすること以外には、外国人メンバーは漢字が苦手なので、利用者さんの名前をローマ字で書くようにして名前を覚えてもらいました。

    今ではしっかりと顔と名前を認識しており、ひとりひとりの名前を呼びながら、介助をしてくれています。

    4、大変だったこと

    入国前に心配していたほど、施設側で大変なことはあまりありませんでした。

    ですが、外国人メンバーは入国したとき4〜5万程度しか持ってきていなかったので、最初の給料が出るまで生活が大変そうでした。

    給料を前借りしながらどうにか生活していましたが、その分の返済もあったので、3ヶ月目くらいからようやく落ち着いてきたようです。

    いつ給料がでるのかなど、お金の面は初めにきちんと説明しておくことが大切だなと思いました。

     

    5、宗教について

    インドネシアのメンバーの多くは、イスラム教を信仰しています。

    イスラム教の特徴としては、1日5回のお祈りがあったり、豚肉やアルコールを口にできないなどの特徴があります。

    そんなメンバーと働くことになりますが、スタッフさんは特に困っていることはないそうです。

    2つの施設で働く1名はイスラム教、1名はキリスト教を信仰しており、キリスト教のメンバーは休日に教会にお祈りに行っています。イスラム教のメンバーは、1日に1回10分程度、施設内でお祈りをしています。

    2人とも、お昼は利用者さんと同じお弁当を食べていて、イスラム教のメンバーは食べられないものだけよけて食べているので、施設側で特別な配慮は特にしていないです。

    外国人メンバーが他の施設にヘルプにいくと、「今日いないのー?!」と寂しくなります!と管理者さんが笑って教えてくれました。

    それくらい、今では頼りにされているメンバーたち。

    なによりも、素直なので可愛くて、一緒に働きやすいです!と太鼓判をいただきました。

    利用者さんも、私が教えてあげなきゃ!となっていて、利用者さんにとっても、良い刺激になっているようです。

    学習意欲が高く、自分から行動できて仕事量をこなせるので助かっています、とお言葉をいただきました。

    その意欲は、仕事以外でも発揮されており、メンバーたちは現在、日本語試験のN3というレベルに挑戦するため、帰宅後や休日には勉強を頑張っているそうです。

     

    外国人メンバーがのびのびと働ける環境を作っていただけて、とても嬉しいです!

    そして、その働きがしっかりと施設さんの力になれていることに安心しました。

    わたしたちは、このような相思相愛のマッチングをたくさん巻き起こしていきたいと思います!

     

    まとめ

    株式会社チョモランマであれば、多くの外国人さんを支援してきた実績があります。

    入国前から入国後まで、しっかりと伴走させて頂くので、外国人さんを採用する際は一緒に成功させていきましょう!

     

    外国人さんの採用に興味のある方は、

    株式会社チョモランマまで、ぜひお問い合わせください!
    詳しいお話をさせていただきます。

     

    過去の記事ご紹介

    特定技能についての過去の記事は→ こちら

    特定技能と技能実習についての過去の記事は→ こちら

    「特定技能所属機関」と「登録支援機関」について → こちら

    登録支援機関の支援(義務的支援)について → こちら

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